毎年、世界で約1万人の子供たちが、デング熱で亡くなるということをご存知でしょうか。

2018年09月27日

 毎年、世界で約1万人の子供たちが、デング熱で亡くなるということをご存知でしょうか。東南アジアでは、風邪と症状が似ているため、数日間、放置している間に重篤化して死に至るケースが後を絶ちません。精度が高く、安価な検査方法が早急に求められています。

 遺伝子解析技術を応用して、15分以内に同ウイルスの重篤性や薬剤耐性まで、安価に把握できるという画期的な技術の研究を進めている企業が吹田にあります。今年の4月に創業された、阪大発ベンチャーの㈱ビズジーンです。2007年以来、デング熱をはじめ、インフルエンザウイルスの診断キット等の研究が、多くの研究助成を受け、また、マスコミにも何度も取り上げられています。

 「私達は、あらゆる遺伝子の情報を目的に応じて可視化し、リスクやベネフィットを知ることで、人々の生活をよりよく変えるための技術とサービスを提供する。」という理念のもとに、事業化への第1歩を踏み出されました。

 適切な事業収益が得られ、安定した事業運営が進められるまでには、数年間を要するとのことですが、吹田から、世界に大きく貢献する企業の立ち上げを是非、応援したいと思います。

 サビックには、今年の3月中旬に来られ、以後、事業計画作成、資金調達、補助金申請等の支援をさせていただきました。

事業所名:㈱ビズジーン          
代表者:開發 邦宏氏(代表取締役)
事務所所在地:茨木市美穂ケ丘8-1  
大阪大学 産業科学研究所オープンイノベーション棟
本社所在地:吹田市千里山西

経営理念
代表取締役 開發 邦宏氏



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Posted by サビック at 15:58

9月1日、日の出町に、訪問看護ステーションが誕生しました。

2018年09月14日

 9月1日、日の出町に、訪問看護ステーションが誕生しました。
 看護師、臨床工学士、理学療法士らの病院仲間が、「地域医療に貢献したい!」という熱い思いを持って立ち上げられました。
社名は、合同会社いちり。一里は約4キロメートルですが、事業所から一里以内に住まれる患者さんに、しっかりと寄り添える看護をしたいという意味とのことです。
 吹田市内には、急性期病院が多く存在しています。病院では、“患者を治す”ことに重点が置かれ、次々と来院される重篤な患者さんへの対応が喫緊の課題となります。一方、高齢化が進み、病院のベッド数が足りなくなっており、在宅での看護・介護の重要性が益々高くなってきています。また、医療の高度化により、在宅での人工呼吸器や輸血ポンプの設置が可能となっていますが、その扱い方の指導やトラブルへの対処が大きな課題となっています。
 「地域の患者さんやその家族が安心して療養生活を送れるようにする。」ことを目指して、これから、積極的に事業活動を進めて行かれるそうです。
 サビックへは、3月末から相談に来られ、事業計画作成、資金調達、マッチング等の支援をさせていただきました。

事業所名:(同)いちり 「えのき訪問看護ステーション」
本社所在地:吹田市日の出町9-3 藤本ビル3階B室 
(スーパー「サンディ吹田日の出店」のビルの3階)
TEL:(06)6317-1881
スタッフの皆さん(右端が代表の時任さん)
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Posted by サビック at 11:02