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8月26日、千里山で「看取りセミナー」が開催されました

2019年08月28日

 8月26日(月)午後6時30分から、千里山コミュニティセンターで「看取りセミナー」が開催されました。サビックで支援をさせていただいているSORA訪問看護ステーションが主催され、65名の方が参加されました。講師は、「後悔しない死の迎え方」の著者である後閑愛実(ごかんめぐみ)氏で、1,000人の看取りに接した看護師としての現場体験を語られました。
 
 SORA訪問看護ステーション代表の三輪さよ子さんは、長年、大手の介護・看護事業会社に勤務されていましたが、60歳を過ぎて、ご自身の強い思い(以下参照)から、今年1月に訪問看護の事業を起業されました。
 
 サビックには、昨年4月以降、十数回ご相談に来られ、事業計画作成、資金調達、マッチングなどの支援をさせていただきました。高齢化がますます進む中、三輪さんのような事業は大変重要だと思います。

以下は、すいた商工会議所ニュース(2月号)の新入会員インタビューに掲載された三輪さんの創業の経緯と想いです。

<創業の経緯>
昭和60年、私は、准看護師として吹田市内の病院に勤務し、18年前からケアマネジャーとして介護の現場で働いてきました。8年前からは、訪問看護・介護ステーションや有料老人ホームのマネジメントをする立場となり、看護師やケアマネのサポートを続けてきました。定年を数年後にひかえ、後10年は働きたいという思いとこれまでの組織では出来なかったアイデアを実現できないかとの思いで、独立起業することを決意いたしました。「住み慣れた我が家で最後まで暮らしたい」という療養者とご家族の思いに応える事業を、自分自身の仕事の集大成として進めてまいります。

<企業の特徴>
 「在宅での看取り」を究めた事業所を創ります。自宅で最期を迎えるということは家族だけでは不安があり、実際にはなかなか実施されておりませんが、現在の病院だけでは増え続ける患者さんに対応できない状況となってきています。患者さんをご家族が安心して生活の延長の中で見守ることができ、日常と変わらない空気感の中で和やかに最後の瞬間を迎える「在宅での看取り」をサポートしたいと思います。

<今後の展望と思い>
 今後はできるだけスタッフを増やし、多くの人が我が家で最後まで過ごせる緩和と看取りのケアを24時間体制で行える体制を整備していきたいと思います。千里山を拠点として、在宅での介護や看護を必要とする人、その家族、そして、そのケアを担う人たちの大きなネットワークを創りたいと考えています。

〇事業所名:SORA訪問看護ステーション(合同会社シルバーチェーン)
〇代表者:三輪 さよ子(ミワサヨコ)
〇開業日:平成31年1月
〇所在地:吹田市千里山西1-25-21 ストロングハイツ1F
〇TEL:06-7161-8617

「看取りセミナー」の様子
三輪さよ子氏
SORA訪問看護ステーション事務所



 




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Posted by サビック at 17:54 │支援事例